貿易実務のことなら木村雅晴にお任せください！

仕事の流れを理解しましょう。まずはイラストをもとに、どのような仕事がおこなわれるのかを
確認することからはじめましょう。

信用調査です。輸入者は交渉を始める前に相手企業の信用調査を専門機関などに

依頼します。

輸入交渉です。貿易取引では、買い手である輸入者から、価格や納期などの条件を

輸出者に問い合わせ、見積もり依頼を行う場合があります。

信用状の発行依頼です。輸入者は自社の取引銀行信用状の発行を依頼します。

信用状はAdvising Bankを経て、輸出者に送付されます。

輸入貨物到着前の準備です。輸入者は条件により海上保険の手続きを行い、

船会社から送られるArrival Noticeを受取り、内容確認します。

輸入決済です。輸入者は信用状取引の場合、発行銀行に対して、代金の支払い

を行い、輸入貨物を受取るのに必要な船積書類を入手します。

輸入貨物の引取り準備です。輸入貨物を手に入れるにはDerivery Orderが必要に

なります。船会社にB/Lを提出し、D/Oを入手します。

輸入通関手続きです。通関業者はImport Declarationを作成し、税関に

輸入申告手続きを行います。税関は申告内容を十分審査します。

国内販売です。税関から輸入許可を得た貨物は、国内の各店舗に配送

されますが、その前にラベル貼りや取扱説明書の挿入などが行われます。

（『図解 はじめての貿易実務』ナツメ社 より抜粋、一部加工しました）